避妊・去勢手術とその後のケア

1.避妊・去勢手術のメリット
2.手術後の注意点
3.手術後の変化に合わせた食事管理

1.避妊・去勢手術のメリット

避妊・去勢手術は、望まれない繁殖を防ぐだけでなく
犬や猫の健康寿命を縮めるさまざまなストレスや病気のリスクを抑えることができます。

①性ホルモンに関連する病気を予防

発情期に盛んに分泌される性ホルモンは、特定の病気につながることもあり、避妊・去勢手術によってそのリスクを減らすことができます。

オス

精巣腫瘍、
前立腺肥大 など

メス

乳腺腫瘍、
子宮蓄膿症 など

特に乳腺腫瘍は避妊手術を早くに実施するほど予防効果が高いと言われていますが、
それぞれの成長度合いや体調によって適切な時期は異なります。手術の時期は担当獣医師としっかり相談した上で決めましょう。

②発情期の問題行動を抑える

発情期に交配できないストレスの低減や、不安定になりがちな精神の安定につなげることができます。

2.手術後の注意点

避妊・去勢手術後は、体内のホルモンバランスが変化し、太りやすくなります。
肥満になると「関節疾患・心臓疾患・下部尿路疾患・糖尿病・皮膚疾患」の発生リスクが高まります。避妊・去勢後の身体の変化を理解し、肥満予防に努めましょう。

①手術後の変化

避妊・去勢手術後は、ホルモンバランスが変化することにより食欲が増加しますが、一方で必要なカロリーは少なくなります。手術前と同様の食生活では太りやすくなってしまうので、食事への配慮が必要です。

②肥満になることのリスク

わずかな体重変化も、身体の小さな犬や猫にとっては大きな変化です。肥満になると短命になる恐れがあるため、日ごろから体重管理に気をつけることが大切です。

3.手術後の変化に合わせた食事管理

避妊去勢手術後は体質が変化するため、体重管理が重要です。避妊去勢後用のフードで、犬や猫の食欲を満たしながら、体重管理を行いましょう。

1

理想的な体重維持

避妊・去勢後の理想的な体重維持のために、低カロリーに調整しつつ、満腹感に配慮して食物繊維を配合。

2

消化器の健康維持

消化器の健康維持に配慮して高消化性に設計。さらにプレバイオティクスを含む複数の栄養素をバランス良く配合。

3

下部尿路の健康維持(犬用・成猫用)

下部尿路疾患に配慮した食事療法食として、ストルバイト結石およびシュウ酸カルシウム結石が発生しにくい下部尿路環境のためにミネラル成分を調整

4

免疫力・脳の発達サポートと皮膚の健康維持(子猫用)

抗酸化成分の配合により、子猫の健康を維持することで免疫力の発達、EPA・DHAを配合することで子猫の健康的な脳と視力の発達をサポート。また、皮膚の健康に配慮した食事療法食として必須脂肪酸量を調整。

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